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元のスレッド

ラウンジ小説スレ@まとめ編

1 名前:犬のふりをする虎(喋る)投稿日:2001/11/04(日) 17:09
みんなで小説つくろうよ
http://www.i-love-you.gr.jp/test/read.cgi?bbs=loung&key=004815145

ここは小説を読みやすくするためにまとめるスレです。

☆☆今までの小説家☆☆
正直、名無したん
エスポワール
ウの花

雑談836(368だっけ?)
さもはん
小林飲料水
犬のふりをする虎(喋る)

2 名前:正直、名無したん投稿日:2001/11/04(日) 17:09
僕が彼と出会ったのは、とても寒い日の事だった。
その日は雨が降っていて、珍しく僕は電車に揺られ学校を目指していた。

ふと脇に目をやると視界に彼が入ってきた。
彼は、なぜか他の人とは違って見えた。なぜだろう?

彼はとりたてて描写する所の無い、普通の人間の様に見えた。
短く切った黒い髪に黒い目。
ごく平凡なアジア人の特徴を備えている。
服装も、どこにでもいそうな組み合わせ。ユニクロかもしれない。

なのに、僕は奇妙にも彼に惹き付けられてしまったのだ。

3 名前:正直、名無したん投稿日:2001/11/04(日) 17:09
彼の瞳に吸い込まれていきそうな雰囲気が僕の心の中に
静かに沈殿していくのを感じた・・・。

別に、オーラだとか運命だとか、宗教的な事ではない。
ただ目が離せなくなってしまったという、それだけの理由で、僕は彼を
ひたすら見つめ続けていた。
すると視線を感じたのか、急に彼がこちらを見た。

目が、合ってしまった。

4 名前:正直、名無したん投稿日:2001/11/04(日) 17:10
僕はどうしていいかわからず、すぐに目をそらしてしまった。
そしてまた恐る恐る彼の方に目を向けてみた。

とりあえず、マンコをなめようと思った。

すると、彼はなぜか僕の方をじっと見つめて静かに微笑んだ。

電車の中にはそれなりに人が乗っていた。
それぞれがヘッドフォンの音楽を聴いたり、携帯電話に耽ったりしていて
誰も僕らの方を見る人がいないのが不思議なくらいだった。
まるで、二人の空間だけが切り取られてそこにあるかのように。

すると、なぜか僕自身が考えても居ないはずなのに、なぜか
彼の方へと、歩きはじめてしまったのだ。自分の意志に反するように。
そして、僕はなぜかこう、彼に問いかけた・・・「貴方は誰ですか?」

5 名前:正直、名無したん投稿日:2001/11/04(日) 17:10
「泉と申します」
彼は微笑みながら答えた。その微笑には何故か懐かしささえ
感じた。

「でも、人に名前を尋ねる時は自分から名乗るのが礼儀だと思いますが」
ちょっと悪戯っぽく微笑む。
頬が紅潮していくのを、どこか醒めた自分が頭の隅で認識していた。

けれど、自分では抑えられなかった気持ちがそういわせてしまったのだ・・・

「お、俺はさもはんと言います…」
声が上擦る。
電車は相変わらずゆったりとしたスピードで窓の景色を流し、
他の乗客は皆それぞれに時間を過ごしていた。

6 名前:正直、名無したん投稿日:2001/11/04(日) 17:12
電車の走る音と、自分の高鳴る胸の鼓動が同時に響く、
「泉君か・・・いい名前だね」
もっと聞きたい事はあったのに、こんなありきたりな言葉しか出てこない自分を恨んだ。

単調な音を立てて電車は動いていく。
「あなたは…高校生ですか」
泉、と名乗った彼は僕の身体を上から下まで眺め、独り言の様に言う。

しかし、泉はその微笑みを静かにたたえながら、僕にそっと
寄り添うように、耳元で囁いてくれた・・・

7 名前:正直、名無したん投稿日:2001/11/04(日) 17:13
「僕・・・年上の男の人って、凄くいいな、って思うんです」

「あなたと会えたことは偶然には思えないんだ・・・なぜか、僕の
過去にいた人のように思えて・・・」

その時、僕の中で胎動していた熱い鼓動が喉から口へ流れ出してきた
のだ!

「僕、あなたのことを!・・・いや、あなたがここにいることが僕にとって
とても大切なことで・・・ああッ!!!・・・」
僕にも、もうこれ以上どう表現していいのかわからなくなるくらい、
心の中が乱れていた。
しかし、泉はその瞳の中に僕を投影しながら、そしてそのきしゃな
体をさらに僕に寄り添うようにして、僕に話かけた。

8 名前:正直、名無したん投稿日:2001/11/04(日) 17:13
僕は、しばしの逡巡の後に思い切ってその言葉を口にした。
「あっ、あのっ!!どこまで行かれますか!?
 も、ももし良かったら降りて、お話をしたいんですが!!」
彼にどう思われるかなんて、少しも考えていなかった。
ただ、言うなら今しかない、これを逃したらもう二度と逢えない。
そんな強迫観念だけが僕の脳裏を占めていたのだ。

「君の言いたいことは、すべてわかっている・・・。高校生なんだ、
まだ心が未熟だから、言いたいことが素直に言葉に出せない・・・。」
泉がそう僕に囁きかけている間に、僕の体はもう、すべてを泉に
ゆだねていたのだ・・・

9 名前:正直、名無したん投稿日:2001/11/04(日) 17:13
「僕、あなたのことを!・・・いや、あなたがここにいることが僕にとって
とても大切なことで・・・ああッ!!!・・・」
僕にも、もうこれ以上どう表現していいのかわからなくなるくらい、
心の中が乱れていた。

そして僕は、しばしの逡巡の後に思い切ってその言葉を口にした。
「あっ、あのっ!!どこまで行かれますか!?
 も、ももし良かったら降りて、お話をしたいんですが!!」
彼にどう思われるかなんて、少しも考えていなかった。
ただ、言うなら今しかない、これを逃したらもう二度と逢えない。
そんな強迫観念だけが僕の脳裏を占めていたのだ。

10 名前:正直、名無したん投稿日:2001/11/04(日) 17:14
すると、泉はその瞳の中に僕を投影しながら、そしてそのきしゃな
体をさらに僕に寄り添うようにして、僕に話かけた。

「君の言いたいことは、すべてわかっている・・・。高校生なんだ、
まだ心が未熟だから、言いたいことが素直に言葉に出せない・・・。」
泉がそう僕に囁きかけている間に、僕の体はもう、すべてを泉に
ゆだねていたのだ・・・

11 名前:正直、名無したん投稿日:2001/11/04(日) 17:14
ふと、泉が言った。「次の駅で降りよう」僕はもう、声を出して
返事をすることはなかった・・・。もう、僕の心の中ではすべて
が決まっていた。もう離れたくない、ずっと一緒にいたい・・・
そんな気持ちを抱きつづけながら、電車はやがてゆっくりと
スピードを落としていった・・・。

僕たちは人混みに紛れ、駅の改札へと歩いて行った。
ふと、彼が立ち止まったと思うと僕は、手を握られていた。
泉の手はとても大きく…温かかった。

12 名前:正直、名無したん投稿日:2001/11/04(日) 17:15
そして、僕も彼の手を握り返した。すると、泉は僕の体を
引き寄せて来た。彼の胸元に僕の手が差し伸べられた、そして
泉は言った。
「もう、後悔しないね。」
彼の心の鼓動を手から感じうけた僕は、静かにうなずいた。
「もう、離れたくない・・・。」

泉はそっと僕の髪を左手で撫でた。
近くにいるからだろうか、甘いシャンプーの香りがした。

そして泉は僕の唇に、自分の唇で蓋をした。
永遠では無かろうか、時が流れる。
刹那、僕の口から、舌が

13 名前:正直、名無したん投稿日:2001/11/04(日) 17:15
…差し出されていた。
押し寄せる快感が、さざ波のように全身に広がっていく。

頭の中が真っ白になってしまい、何も考えられなかった。
しばらくしてようやく唇が離れた時、僕は荒い息をついて赤面したまま
床に崩れ落ちてしまった。
思わず口元を押さえると、腫れ上がって熱を持っているのが分かる。
羞恥心を覚えてうつむく僕に、泉がからかうような声で囁いた。

「シャワー、浴びに行きませんか?」

14 名前:正直、名無したん投稿日:2001/11/04(日) 17:16
              ∧_∧  〔^^〕  アーヒャヒャヒャヒャ
               _,( ´Д`)⌒ i  |
          (⌒ ー  一 r.、!  〉
           ヽ弋 。 人 。 イ(` ー'
           〔勿\     ヽ
               )  r⌒丶 )  ドカ
     ドカ   ドカ  /   !  |'´ 
       ドカ    /   /|  |‖ ドカ
            (    く  !  ||‖  ドカ
           ドカ   \  i   | ‖|‖|
            ,__>  ヽヽ从/∧∧
            ⊂⌒ヽ从/ つ ゚д゚) シャ、シャワー・・・

15 名前:正直、名無したん投稿日:2001/11/04(日) 17:17
体が敏感になっているせいか、細いシャワーの滝が、まるで上から誰かに
踏みつけられるかのような感触で僕をなぶる。

肌に一定の勢いでぶつかる粒は
速くなった胸の鼓動を鎮めるようで心地よかった。

僕がシャワーを浴びていると、泉がドアの間から体を滑り込ませる
ようにして入って来た。
その優雅でしなやかな動作に、僕は目を見開いたまま硬直して
しまった。

16 名前:正直、名無したん投稿日:2001/11/04(日) 17:19



それくらい、彼は美しかった。





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